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阿波踊りは親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた。十三日、ぞめきの渦の中に、今年も家族ぐるみで世代を超えて踊りに打ち込む天水の姿があった。

 酔狂連連長の江渕豊和さん(54)=内装業、妻里恵子さん(54)、長男和晃さん(27)=公務員、二男晃司さん(25)=同=一家。黄色い浴衣の連長が存在感を示せば、軽快に続く和晃さんや晃司さん。里恵子さんの三味線が優しく響く。

 一家が四人そろって阿波踊りを迎えるようになって四半世紀。和晃さん、晃司さんとも「母の胎内でいたときからぞめきを聞いていた」(連長)とあって、一家にとって阿波踊りは人生の歩みそのもの。四日間、ずっと四人そろって踊りの街に繰り出している。

 「小さいころは連れていくのが大変だった」(里恵子さん)という和晃さん、晃司さんも、今では中心メンバー。ちびっ子の指導員として、後進の育成にも当たり「今は、二人がおらなんだらできん」と連長。

 「四人で踊っているのは当たり前で普通のこと。阿波踊りがない夏なんて、考えたこともない」と話す和晃さんら。元気な四人がそろう江渕一家は今年も、「当たり前の夏」を満喫している。

 紺屋町演舞場に踊り込んできた独楽(こま)連。河野美津子さん(66)=主婦=がかき鳴らす三味線に合わせて長女の古味勝美さん(42)=公務員、孫の利(とし)有生(ゆき)君(11)=加茂名南小六年=が鮮やかな身のこなしを見せる。城西高校連にこの日参加した孫の希充代(きみよ)さん(15)=同高一年=を含めた四人で踊り続けて十年。河野さんは後方で孫らの踊りを見守りながら「三世代で阿波踊りができる幸せを実感してます」と目を細めた。

 二十年前、勝美さんが独楽連に入ったのをきっかけに、美津子さんも三味線で加わった。勝美さんの結婚後、希充代さんと利有生君が生まれ、二人は「よちよち歩きのころから法被を着せられていた」。勝美さんは「阿波踊りとともに育ったようなもの」と笑う。

 希充代さんは今年四月、阿波踊り連がある城西高に進学。利有生君は間もなくちびっ子踊りを卒業する。「そろそろ引退かな」と思っていた河野さんだが、孫たちの成長を見届けるため「七十歳までは頑張りたい」。


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